第1回:なぜ小児リハビリ分野へ進んだのか?【地域療育センターあおば | 小島 賢司 先生】

今回は神奈川県にある「地域療育センターあおば」でご活躍されている

「小島 賢司 先生」のインタビュー記事をシリーズでお伝えしていきます。

 

 

なぜ小児リハビリ分野へ進んだのか?

 

濱田:小島さん今日は色々なお話を聞けるのを楽しみにしています。

小島先生:少しでもお役に立てるお話ができるように頑張りますね^^!

 

濱田:早速ですが、現在小児リハビリ分野でご活躍されていますが、

どういった経緯で携わることになったのですか?

 

小島先生:実はそもそも小児リハビリ分野に興味があったわけではないんです。

学生時代の臨床実習では、皆さんと同じように整形外科分野に行きました。

そこで感じたのは「肉体労働だな~」ってことです。

 

歳を重ねたら、これは続けられないなと思い

大学院に進もうと決めたんですよ!

 

木戸:大学院ですか!?

 

小島先生:大学院で教職員・教授になると

身体にガタがきても大丈夫って思ったんです!笑

 

当時は大学に付属した大学院があったので

通いやすいように近くのクリニックに就職の願書を出したんですよ。

 

そしたら偶然なんですけど

大学の指導教員とクリニックの院長が同じ大学出身の先輩・後輩だったみたいで、

 

院長が「そちらのゼミ生がウチにエントリーシート出してるよ」って教授に伝えたみたいで、

なぜかその後に僕のエントリーシートが消えちゃったんですよ!笑

 

濱田:消えたんですか?笑

 

小島先生:そうなんですよ~。

そしたら後日、大学の先生から連絡がきて友人と二人で部屋に行ったんです。

 

そこで後の恩師にになる先生から

「大学の関連施設に空きがあるんだけど、どう?」

って言われたんですよ。

 

その時に提示された一つが「小児リハビリ」施設だったんです。

 

友人と二人で顔を見合わせて

「これ今すぐ答えなきゃ帰してくれないよね?」

って相談しながら思っていて、僕が行くことになったんです。

 

だから世の中の小児リハビリ分野へ就職したいと

思っている方々に申し訳ないんですが、

動機はすごく不純だったんですよ~。

 

濱田:そういった経緯だったんですね!

実際に小児リハビリ分野へ携わったのは何年目の時からですか?

 

小島先生:1年目で新卒の時からですね。

 

濱田:それからずっとその分野に?

 

小島先生:そうですね。

正直なところ小児リハビリ分野って勉強する内容が限られてるんですよ。

なので、当時は整形外科分野とか成人についての勉強の方が多くて、

小児の勉強は少しだけしかやってなかったんです。

 

色々な知識を身に着けていって小児分野で試してみても

全然歯が立ちませんでしたけどね~。

 

その中でも効果が出る人もいたので

1~2年目の時には大学院へ通いながら続けて勉強会にも参加してましたね。

 

 

小児リハビリ分野のやりがいとは?

 

木戸:色々な想いがあって小児リハビリ分野へ進んだと思うんですけど、

今はどんなやりがいを感じていますか?

 

小島先生:やりがいですか~

ぶっちゃけあとはそれなにり楽しいですよね!

仕事って何だかんだ色々とあるので楽しいですし。

 

一番続けてこれたのは周りをみても

「僕以外がやっていない」ってことですかね~!

 

意見もたくさん求められるってのが

一番の原動力だったように思います。

 

僕は「人と違うことをしたい」ってのが大前提にあって、

同じ土壌で戦っても面白くないってのは根底にあるので

それが一番続けられた理由かもしれませんね。

 

濱田:なるほど!

でも最近はそういった人が多いように思いますね。

いま凄くハマって継続してるけど、

元々はあまり興味がなかったパターンって人。

 

小島先生:そうですね。

でも僕がどっぷりハマったきっかけとして

ある一人のお子さんがいましたね。

 

進行性の疾患を抱えていて

予後も非常に悪いお子さんが施設へ入所してたんです。

 

何とかしてあげたいって思ったんですけど

当時の僕では何もしてあげられることがなかったんです。

 

その中でもその子と過ごす何気ない時間が

僕にとって散歩したりして

PTっぽくはないけど

すごく腑に落ちる時間だったんです。

 

それがすごくキッカケになったように思いますね!

 

次回に続く^^

 

 

シリーズ

第1回:なぜ小児リハビリ分野へ進んだのか?

第2回:現在の小児リハビリ分野

第3回:現代の子どもの身体と関わり方

第4回:発達運動学セミナーへの想い

最終回:原始反射とジェネラルムーブメントとは?

 

 

プロフィール

● 小島 賢司(こじま けんじ)先生

● 所属:地域療育センターあおば

● 出身校:国際医療福祉大学(大学院卒)

● 職種:理学療法士

● 子ども発達とリハビリ研究会代表

● Presents Study Group 発達運動学コース講師

● ボバース成人片麻痺基礎・成人上級者コース 修了

● ボイタ法に基づく正常運動発達講習会 修了

 

 

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濱田 聖矢(はまやん)

フリーランス理学療法士! 「Nextep(次なる1歩を踏み出す)」をテーマに、各地で講演を行いながら、高知での自費の整体サロンを運営中。 高知の働く人の健康を育てることを中心に、女性が働く社会の実現を模索中。

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