最終回:足部への情熱【佐竹 拓也 先生】

足部への情熱

 

前回の記事では

「神経系は人体の中の大きな木」

という考え方をお伝えしていいただきました。

 

その中で頭蓋骨への関りが非常に大切という

お話がありましたが、

 

実はその他にも大切な部位があるんです。

それが「足部」です。

 

今回はその足部について詳しく

お話を伺っていきます。

 

 

なぜ足部に対して情熱がある?

 

濱田:足部はどういう経緯で思い入れが生まれたんですか?

 

佐竹先生:僕自身が学生時代に

足部のトラブルですごく苦労したんです。

 

カラダのトラブルとして、

● 重度の扁平足

● 巻き爪

● 腰椎分離症

などですごく悩みました。

 

腰椎分離症に関しては

しびれ・痛みも強くでていて

階段を上るのも大変だったんです。

 

そんな学生時代を経て、

セラピストとして働いているときに

ある足部の勉強会に参加しました。

 

そこで学んだ

● 足部のバイオメカニクス

● インソールの知識

● 靴への知識

そういった知識を元にして

自分の身体が良くなっていく経験があって、

足部への大切さを実感をしましたね。

 

 

足部の大切さってどんな部分にある?

 

佐竹先生:足部には数多くの魅力があります。

 

例えば、

● 地球と接している

● ルールが決まっている

という他の部位にはない特徴です。

 

「神経系は人体の最大の木」で考えると、

ナーブテンションはあってないようなモノになります。

 

どこで伸張や絞扼されているかのか

決まったルールがないわけで、

 

ただ足部に関しては

「地面に触れる」っていう目的と

そのための手段(ルール)がある程度決まっています。

 

そして筋骨格系として

人体を捉えると

足部が「根っこ」になるわけです。

 

だからこそ

足部のトラブルとして、

● 扁平足のようなアーチの低下

● 巻き爪などの爪のトラブル

● 魚の目やたこのような皮膚トラブル

が痛み・しびれに大きく関与してくるんです。

 

 

普段のはどのように足部を診ている?

 

濱田:足部は他にない機能がたくさんあるのでそれだけ重要なんですね。

実際に臨床ではどのように診ていますか?

 

佐竹先生:そうですね。

まずは「足部タイプ」というモノを見極めていきます。

 

足部には先天性・後天性に

いくつかのタイプが存在しています。

 

遺伝的要素で先天的に

決まった形に足部になっていたり、

 

後天的に筋機能が低下して

アーチ不全につながるケースなどがあります。

 

そういったタイプ分類をして

● 徒手療法が適応なのか?

● インソール適応でどの機能が良いのか?

● 靴の機能性は?

こういった部分を考えていきます。

 

運動機能テストの結果も大切ですが

足部構造の正確な理解は最も大切だと思います。

 

 

実際に足部はどのくらいの数を診てきた?

 

佐竹先生:現在は自費での施術に加えて靴屋でも働いています。

 

濱田:靴屋ですか?それは珍しいですね。

 

佐竹先生:はい。

足もとコンシェルジュ【あしる】という名称で

Exclusice Physical adviserとして

毎週土曜日だけ働いています。

 

濱田:そこではどのようなサービス提供を?

 

佐竹先生:主に足部タイプのチェックをして

施術・インソール・靴など

その方にあったサービスを選んで提供しています。

 

昨年は自費も合わせると

累計で約2,000足は拝見したかと思います。

 

濱田:2,000足!?僕の臨床経験すべてを足してもそんな数にならないです!

 

佐竹先生:あまり例のないことだと思います。

その甲斐あって

「質と量の充実化」が図れましたし

色々な足部からのトラブルに対する引き出しも増えました。

 

 

最後に一言

 

佐竹先生:私は常に臨床のこと、クライアントのことを考えてきました。

「クライアントにとっての最良のセラピーは何なのか?」

常に自問自答し努力を重ねてきました。

 

その中で、

自分にしか捉えられない世界があることを自覚し

それを伝えようと、

「Empathy therapy」

「Clinical deployment」

を開発しました。

 

私はセラピストの持つ可能性を自分たちで潰したくないのです。

 

私たちができることは沢山あります。

 

自分たちの価値を信じ、

その可能性を拡げるためにともに学んでいきましょう!

 

 

 

これにて終わり^^

 

 

シリーズ

第1回:なぜ自費の世界へ飛び出したのか?

第2回:Empathy therapyとは?

第3回:Clinical deploymentとは?

第4回:神経系は人体の中にある大きな木

最終回:足部への情熱

 

プロフィール

● 佐竹 拓也(さたけ たくや)先生

● 平成1年5月24日生まれ

● 所属:BiNIリハビリセンター長野 Physical Wave Resonance(ソナ)

● 所属:長野リハビリテーション研究会 ACT 代表兼主宰

● 出身校:山形医療技術専門学校

● 職種:理学療法士

● BiNI COMPLEX JAPAN認定セラピスト

 

 

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濱田 聖矢(はまやん)

フリーランス理学療法士! 「Nextep(次なる1歩を踏み出す)」をテーマに、各地で講演を行いながら、高知での自費の整体サロンを運営中。 高知の働く人の健康を育てることを中心に、女性が働く社会の実現を模索中。

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