術後ケアで考える価値の転換とは?

いつもブログをみていただき、ありがとうございます。

Nextep labo代表の濱田です。

 

今回は、「術後ケアに必要な考え方」をテーマにお伝えしていきます。

 

先日、高知県で「実践形式で学ぶ 運動器の診方と術後ケア」セミナーの第1回目を開催しました。

その内容の一部を振り返りながらお伝えしていきます。

 

 

術後ケアに必要な考え方

運動器疾患の術後の方々で、最も遭遇する問題が「炎症」や「疼痛」だと思います。

 

術後の疼痛の要因の多くが、「炎症」と「創部の痛み」です。

痛みは、精神的なストレスとなります。

特に急性期での痛みは程度が強く、日中の活動性や夜間の睡眠などにも影響を与えるため、生活全体の問題としてとらえていく必要があります。

そのため、痛みの種類をしっかりと整理整頓してケアしていくことが大切です。

 

痛みの種類を整理できると、

「この痛みは炎症性だから、クーリングと内服調節をすることで速やかに改善していく」

「これは創部の伸張痛だから、伸張刺激を控えながら対応しよう」

「この痛みは、不動による循環障害が影響しているから、負荷の少ない運動を反復しよう」

というような計画を練ることができます。

 

その結果、痛みが軽減されると、急性期病院から回復期病院へ転院した際に、

適切な運動負荷を加えながら機能・能力改善を図り、ADL拡大を目指していくことがスムーズに行えます。

 

スムーズな流れで回復期病院でのリハビリを行うことができれば、入院期間の短縮にも繋がっていきます。

 

しかし、疼痛管理がしっかりと行えていなければ、運動負荷を十分にかけられず、

移動手段の獲得に難渋してしまい、入院期間の延長に繋がってしまいます。

 

また、痛みが続くことは、メンタル面に大きく影響を与えます。

痛みという負の感情は、行動を抑制していきます。

さらに、前向きな計画を練れなかったり、自信を少なくしていきます。

 

このような流れになると、入院期間の延長、期限超え、退院後の不活動へとつながります。

 

そのため、病棟稼働率の低下に伴う収益性の低下や、地域への参加が乏しくなっていきます。

 

 

 

術後ケアがもたらす効果

術後の疼痛ケアをしっかり行うことによって、機能面・ADLはもちろん、

メンタル面、病棟稼働率などの収益性まで変化してくる考えています。

 

つまり、術後ケアがしっかりとできることで、患者さん・病棟スタッフ・病院に対して価値提供ができるようになり、

セラピスト・従業員として、その価値をいただけることできるようになります。

 

 

患者さんへの価値提供は、セラピストとして行うべき使命だと思います。

加えて、チーム医療の一人として、従業員として、家族の一人として、

全てに対して最大公約数で最も良い価値が提供できるようにしていくことが、本当に大切だと思います。

 

 

みなさんも、あらゆる角度で術後ケアをとらえていただければと思います。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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濱田 聖矢(はまやん)

フリーランス理学療法士! 「Nextep(次なる1歩を踏み出す)」をテーマに、各地で講演を行いながら、高知での自費の整体サロンを運営中。 高知の働く人の健康を育てることを中心に、女性が働く社会の実現を模索中。

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