姿勢評価で悩んでいる方必見! 観察をスムーズに行うための3つのポイント

立位姿勢をどのように評価していますか?

臨床場面では、頻回に行われる評価の一つだと思います。

みなさんはどのような方法・考えで行っていますか?

 矢状面・前額面・水平面から観察する

 重心線が通る位置を観察する

 左右差を確認する

 実際に身体に触れて確認する

 運動連鎖を考える

色んな見方や考えがあると思います。

 

その中で、「観察」と「分析」の違いを分けられずに、困っている方も多いように感じます。

 

姿勢「観察」と「分析」の違いは?

しっかりと答えられますか?

経験を積む中で自然と身につくものかもしれませんが、

経験の少ない方々に伝えていくためや、推論を重ねる上で、とても大切なことです。

【観察】 事物の現象を自然の状態のまま客観的に見ること。

【分析】 物事をいくつかの要素に分け、その要素・成分・構成などを細かい点まではっきりさせること。

 

つまり、立位での姿勢評価に当てはめると、

 観察:膝関節は屈曲位となって、股関節よりも前方に位置している

 分析:膝関節へ屈曲モーメントが発生し、大腿四頭筋が過緊張なりやすい

という風になりますよね。

 

多くの方は、姿勢観察と分析をごちゃまぜにしてしまうので、混乱しています。

それらをまとめて、「分からない」と表現してしまいます。

 

この「分からない」の中身がクリアになっていけば、

観察・分析のどの段階で躓いているかが分かってきます。

 

姿勢観察の3つのポイント:立位編

僕が臨床で実際に行っている、基本的な部分をお伝えします。

① 「3方向」を「順番」に観察する

② 「重心線」からの「逸脱」を観察する

③ 「関節」→「」の順番に観察する

 

ポイント① 「3方向」を「順番」に観察する

お分かりのように3方向とは、矢状面・前額面・水平面のことですね。

3方向から、各関節のアライメントを順に評価していきます。

 

ポイント② 「重心線」からの「逸脱」を観察する

基本となる重心線からの逸脱をみることで、後々に「筋の状態」を把握するために利用できます。

重心線からの逸脱を、ポイント①に沿って、行っていきます。

 

加えて、

「上~下」、「下~上」など、人によって自分なりの順番で観察すると思います。

 

立位姿勢は、床という環境に対してバランスを取るように対応しています。

そのため、僕は足元から順に観察することをお勧めしています。

膝関節屈曲によって下腿の質量が「前方移動」するため、

胸椎後弯によって胸郭の質量を「後方移動」させて補正する

などのような「カウンター作用」が生じるためです。

 

姿勢が、身体・環境の調和によって形成されることを知っていると、

観察する際に、とても有意義なものとなります。

 

ポイント③:「関節」→「」の順番に観察する

関節の位置とは、「相対的座標」です。

分析を行っていく際には、「空間的座標」を踏まえて、「相対的座標」をみる必要があります。

「相対的座標・空間的座標?」という人は↓

明日から生かせる! 姿勢評価に必要な3つのポイント

 

どのような視点で観察を行うかによって、得られる情報が変化します。

「関節」を観察しているのか?

「骨」を観察しているのか?

 

その辺りをしっかりと整理整頓していきましょう。

 

正しい「姿勢観察」が行えると、

正しい「姿勢分析」へとつながっていきます。

 

皆さんも上記の方法を参考にして、姿勢観察を行ってみて下さい。

 

 

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濱田 聖矢(はまやん)

フリーランス理学療法士! 「Nextep(次なる1歩を踏み出す)」をテーマに、各地で講演を行いながら、高知での自費の整体サロンを運営中。 高知の働く人の健康を育てることを中心に、女性が働く社会の実現を模索中。

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